鶴見小野の初詣はココ!小野弁財天神社(旧・小野弁天神社)にお参りにいきました!

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この記事は、横浜市鶴見区の介護施設しょうじゅの里小野に隣接している「小野弁財天神社」を紹介しています。どこに初詣に行こうかお悩みの方や、地域の方の参考になれば幸いです。

施設の裏に神社があると初詣がしやすくていいですね!

そうなんです!毎年利用者さんを連れて初詣に行ってますよ。
- 小野弁財天神社のなりたちがわかります
- 写真付きで神社の紹介を見れます
- しょうじゅの里小野の散歩風景が見られます
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小野弁財天神社とは鶴見小野にある小さな神社

小野弁財天神社の歴史や外観などについて以下の内容で解説します。
- 大きな赤い鳥居が目印
- 甲斐武田氏の一族・小野氏ゆかりの神社
- 堤防工事の成功と地域を支える鎮守さま
大きな赤い鳥居が目印

JR鶴見線「鶴見小野駅」から徒歩3分、しょうじゅの里小野から徒歩2分。商店街の中に突如として現れる大きな赤い鳥居の奥に鎮座するのが、今回ご紹介する「小野弁財天神社」です。鶴見区周辺にお住まいの方や、鶴見線沿線をよく利用される方には、馴染み深いスポットです。
甲斐武田氏の一族・小野氏ゆかりの神社

「小野弁財天神社」は、戦国時代に滅亡した甲斐武田氏の一族である小野氏から取った名前です。現在の鶴見区下野谷町あたりに小野氏が移住・開拓したことにが由来します。
江戸時代に鶴見川河口近くの潮害(海水の氾濫被害)に悩まされ、堤防の築造工事を計画したものの、難航を極めました。そこで小野氏が、日頃信仰していた江の島弁財天の分霊をこの地へ勧請し、工事の成功を祈願したところ無事に堤防が完成。
以降は「小野弁財天神社」として、地域を守護する神社として多くの人から強く信仰されるようになりました。
堤防工事の成功と地域を支える鎮守さま

幾度となく失敗を重ねた堤防工事が弁天様の御加護により完成したことから、地元の人々はこぞって感謝の気持ちを表し、弁天様を信仰するようになりました。
その後、鶴見川沿いの町は潮害の被害を受けにくくなり、漁業や商業、日々の暮らしが安定して発展していきました。このことから、小野弁弁財天神社は地域の鎮守神社として大切に守られ、「鶴見小野」の地名の由来にも深く関わっていると言われています。
小野弁財天神社の歴史と移転の歩み

小野弁弁財天神社の歴史と歩みを以下の内容で解説します。
- 元々は堤防の起点になっていた
- 大正時代の埋め立てと移転
- 現在の社殿と稲荷社
元々は堤防の起点になっていた
小野弁財天神社が最初に鎮座していたのは、鶴見川口に北東へ伸びる防波堤の起点だったと伝えられています。江戸時代から大正時代にかけては、潮害対策としての工事が繰り返される中で、多くの人々が弁天様のご加護を願いました。

地元では「弁天下」と呼ばれるほど、弁天様の存在は特別だったようです。
大正時代の埋め立てと移転
大正時代になると、小野氏の子孫である小野重行氏の尽力によって、神社周辺の埋め立て事業が進みます。さらに、大正11年(1922年)頃、臨港鉄道の敷設に伴い神社の場所を移す必要が生じました。
そこで近隣の「小野町一番地」に一旦移転した後、地域の有志の協力により、現在の場所へ社殿が新たに建てられました。その際に社名も「小野弁財天神社」と正式に改められたそうです。
現在の社殿と稲荷社

現在の境内には、朱塗りの鳥居をくぐった先に「小野弁財天神社社殿」があり、さらにその横には「豊受開発稲荷社」も鎮座しています。稲荷神社は漁業や農業の守り神として信仰が厚く、「御生成りさま」と称される伝承も残されています。

複数の神社が一緒に祀られていることが、小野弁財天神社の特徴のひとつといえます。
初詣スポットとしての小野弁財天神社

初詣スポットとしての小野弁財天神社の魅力を紹介します。何百人も入るような大きな神社ではないですが、小さな神社なりのマニアックな魅力があります。
静かに参拝できる穴場

「鶴見小野駅」周辺は、鶴見線の中でも比較的静かな環境です。日中は、電車は30分に1本程度の運行のため、駅から少し歩くだけで静かな下町のような風情が広がります。そんな雰囲気の中に佇む小野弁財天神社は、お正月の初詣シーズンでも比較的落ち着いており、ゆっくりと参拝したい方におすすめです。
大晦日から元日の様子

例年、お正月には近隣の住民や企業の関係者などが初詣に訪れ、それなりの賑わいを見せます。都心の有名神社ほど混み合うことはありません。小野弁財天神社は商店街の中にあり、周辺の飲食店などが営業している場合もあるため、参拝の後にひと休みして帰るのも良いプランです。

元日でも、日中は参拝客もまばらです。しかし、お正月独特の静かな雰囲気の中で、静かに一人神社にお参りすることができるのはとても貴重なスポットです。
6月のお祭りと町おこしイベント
小野弁財天神社では毎年6月にお祭りが行われ、地元の方々が多く参加する恒例行事となっています。さらに、鶴見区内で開催される町おこしイベントのサブ会場になることもあり、夜には提灯の灯りが美しく飾られるなど、地域の人々が集う憩いの場としても親しまれています。
小野弁財天神社の魅力をさらに知ろう
1. 歴史を感じる社殿と石碑

境内には、神社を新たに整備・遷座するのに尽力した小野重行氏の石碑が建てられています。小野氏一族の歩みがここに刻まれ、地域の発展を願った歴史を肌で感じられる貴重なスポットです。
2. 豊受開発稲荷社との二社参り

境内にはもう一社、豊受開発稲荷社も並んで祀られています。稲荷神社というと五穀豊穣や商売繁盛の御神徳で知られていますが、実は漁業や航海の安全を願う方々にも古くから信仰されてきました。二社参りをすることで、家内安全や商売繁盛、そして海上安全や地域の安寧など、幅広いご利益をいただけるかもしれません。
3. 商店街を楽しみながらの散策
「鶴見小野駅」から神社へ向かう途中には、昔ながらの商店街が続きます。地元密着型の小さなお店が点在しており、買い物やちょっとしたグルメを楽しむこともできます。特に初詣やお祭りの時期には、商店街の活気も相まって、地元の温かい雰囲気を満喫できるでしょう。
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利用者の皆様のお参り写真
しょうじゅの里小野の利用者の皆さんの初詣風景をアルバムにしました。

隣に神社があると初詣もしやすくていいですね!

徒歩1分程度で行けるので、ご家族の皆さんと初詣に行く方も多くいますよ。























アクセスと参拝のポイント

アクセス
- JR鶴見線「鶴見小野駅」 下車、徒歩約4分
鶴見線はJR鶴見駅から出ています。平日・土日ともに本数は限られているので、あらかじめ時刻表を確認すると安心です。 - 周辺駐車場
神社専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングを利用するか、公共交通機関での来訪がおすすめです。
参拝時の注意点
- 境内はバリアフリーではない場合があります
小野弁財天神社は長い歴史を持つ神社です。車椅子やベビーカーなどをご利用の場合、境内への段差や砂利道が気になるところがあります。境内への続く石の幅は約45cmで、通常の車いすでは片輪が砂利を走ることになります。歩けないほどではありませんが、注意して進んでください。 - 静粛に参拝を
地域の方々の生活の場でもありますので、大きな声で騒いだり、ゴミを放置したりすることのないように気を付けましょう。
まとめ
横浜市鶴見区の「小野弁財天神社」は、甲斐武田氏の一族・小野氏がこの地を開拓し、江の島弁財天の分霊を勧請して堤防工事の成功を祈願したことに端を発する、歴史ある神社です。大正時代以降の埋め立てや鉄道敷設に伴う遷座を経て、今もなお地域の鎮守さまとして深く信仰を集め続けています。
また、神社の横には地域密着型の介護施設「しょうじゅの里小野」があり、利用者の生活を支えるだけでなく、地元のイベントや文化活動にも積極的に関わる拠点となっています。初詣や地元散策を検討されている方、あるいは求人を探されている方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 初詣スポットとして
大きな神社ほど混雑はせず、ゆったりと参拝できます。朱色の鳥居と社殿が映える写真撮影スポットとしても魅力的。商店街散策とあわせて、新年のひとときを過ごすにはぴったりです。 - 地域での就職を考えるなら
しょうじゅの里小野では、地域の高齢者を支えたいという意欲ある方を随時募集しています。介護福祉士や看護師などの資格を活かしたい方はもちろん、「地域貢献に興味がある」「穏やかな環境で働きたい」という方にも向いている職場です。
このように、小野弁財天神社は鶴見小野の歴史や暮らしを支える存在であり、隣接する「しょうじゅの里小野」とともに地域の方々に愛され続けています。鶴見線沿線の小さな旅気分で、ぜひ足を運んでみてください。初詣の候補に加えていただければ幸いです。